芝 からだ・ぶんかラボ

こんな本が出てきました ①『昭和40年男』-回想法にも使えそう!


2019年2月22日

本棚からこんな雑誌が出てきました。

 

『昭和40年男 AUGUST 2013 vol.20』

 

巻頭特集は「俺たちをドキドキさせた女神たち」です。

 

 

世にも珍しい年齢限定雑誌

 

この雑誌、誌名のとおり、昭和40年に生まれた男たちをターゲットにした年齢限定雑誌だそう。

 

タメ年だからこそ共感できる題材を取り上げて、懐かしさはもちろん、そこにあった情熱や創意工夫を掘り起こすことで、今に活かしてもらいたいとの思いがあるようです。

 

今回の特集で取り上げられている女神たちは次のとおり。

 

  • キャンディーズ
  • 友里アンヌ
  • キューティーハニー
  • 750ライダー・委員長
  • 研ナオコ…

 

ウルトラセブンの友里アンヌ隊員を演じたひし美ゆり子さん。

 

初撮影の2話、3話でヘアメイクさんが髪型をアップにしたそう。

 

しかし現場に来ていた満田監督に「都はるみみたいで日本的すぎる」と言われて髪を下したそうです。

 

つまり話の途中で髪型が変わってしまい、前後のつながりがおかしくなっているとのこと。

 

これ、マニアの間では比較的有名な珍カットなんだそうです。

 

それぞれの記事に当時の裏話が載っており、なかなか楽しんで読むことができます。

 

なんで認知症の記事が?

 

今回、この雑誌を取り上げようと思った理由、それは記事の中に認知症の特集があったからです。

 

その記事とは「昭和40年男のための健康講座・終わりなき認知症との戦い」というもの。

 

7ページもの紙面を割いて詳しく報じられています。

 

うーん、なんともこの雑誌のカラーとは合わない特集です。

 

しかし認知症は50代手前から危険性が高まると言われています。

 

「ご同輩、ご注意を!」ということなのでしょうか。

 

このような雑誌でも認知症を取り上げるとは、まさに社会の関心の高さがうかがえる例と言えるでしょう。

 

記事の中には、認知症の非薬物療法として回想法という文字も見ることができます。

 

その方の記憶を引き出し、共感しながら心の安定を図る回想法。

 

もしかするとこの雑誌自体が、懐かしい記憶を引き出すアイテムとして回想法に使えるかもしれません。

 

なんといってもビジュアル満載なのが記憶を刺激します。

 

青春時代のあのときめきを思い出す人もたくさんいるでしょう。

 

懐旧の思いを引き出すうえで大切なこと、それはそれぞれの年代によって‘ささるツボ’は異なるということです。

 

一昔前、多くの高齢者施設で「しらかば体操(北国の春体操)」が行われている場面に遭遇しました。

 

しらかば体操とは、千昌夫さんの「北国の春」に合わせて行う体操です。

 

しかし、いつもこれではさすがにあきてしまうのではないでしょうか。

 

それにもっとアップテンポな曲調のほうが自然と体が動き出す人もいるでしょう。

 

高齢者施設には60代後半から100歳近い人までさまざまな方がいますからね。

 

これからは生まれた年によって、または個人によって何が‘ささるツボ’なのかをきめ細やかに検討していく必要があるのかもしれません。

 

そのようなことを考えながら雑誌を閉じました。

 

もっといろいろな年代のものを読みたいなー。

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